コラム

ティーブレイクで自分の体と心のコミニュケーションのススメ

自分の体のこと心のことを、どれぐらい皆さんは知っていますか?

コミニュケーションは、他人と取るものだけではなく自分とも語り合う時間を作りましょう。

「医食同源」では、医と食は同じカテゴリーとして考えられ、季節・環境・体質に合ったものを摂取するのが健康の源と考えられています。

口に入れるもので体は作られているのだと改めて考えると人間の体は繊細でよく作られていると思います。

季節に沿って春から夏は青々とした野菜や果物を多く摂り、冬の作物は地から栄養が集まるので根菜類を中心にメニューを組む。

中国茶も細胞が新しくなる春夏は緑茶や白茶、夏の暑い間は涼を呼ぶ菊花茶、冬場は烏龍茶や玫瑰花茶などに体を温めてもらう。

現代人は、アスファルトとコンクリートと冷暖房で私たちの感覚はすっかり鈍くなっています。鈍さは健全の敵とも言えるでしょう。

お茶を飲む動機として最近多く聞く1番は、お茶で痩せる、その他ですと、流行り・珍しい・映える、などなど。キッカケや動機は必要ですが、意識をする事は、もっと大切です。

中国茶をゆっくりと飲み終わってから、目を閉じて自分の体と対話して下さい。

『自分の体とのコミニュケーション』の時間です。

コミニュケーションが上手になれば、自分の体のケアーの仕方も分かるようになります。

・食べ過ぎてしまった時には、お腹の調整を手伝ってくれる「普洱小沱モンゴル」を1杯〜2杯。

・手足が冷たいなら「烏龍茶」ゆっくり呼吸をしながら1杯。

・辛い事や悲しい事があった日は「玫瑰花茶」の姿の美しさと幸せが詰まった香を体に閉じ込めるように1杯。

・パソコンやタブレットで目が疲れているのなら「菊花茶」を1杯。

・疲れ・むくみなどには「白牡丹茶」を1杯〜2杯。

中国茶が昔から薬とされてきたのは、このちょっと凹んだ部分をもとに戻してくれる優しい力を持っているからです。疲れ気味の時、短いティーブレイクで自分らしさを取り戻してください。健康の基本はニュートラルが理想。緊張が緩み、呼吸がゆっくりになるにつれ、心の中の中の霧も次第に晴れて行きます。すると視野も広がりふさがっていると感じた自分の気持ちも整い落ち着きを取り戻せます。

ティータイムが友達や職場の人間と分かち合う楽しい時間の流れだとすると、ティーブレイクは誰にも煩わされる事のない何事にもとらわれない自由な心に返る支配されない至福の時間。

1日の始まり、1日の終わり、気分の入れ替えなど上手にお茶を活用して自分を労り大切にしてあげましょうね。

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