六大茶とは?
最近もっとも広く用いられている発酵度数からの分類をしました。
茶葉は、その発酵度合いからまず、大きく6つに分類されます。
不発酵茶、微発酵茶、軽発酵茶、半発酵茶、全発酵茶、後発酵茶の6つです。
それぞれの中でも若干の違いがあり、さらに細かく分類すると『緑茶・白茶・黄茶・青茶・黒茶・紅茶』六つに分けられます。
お茶はどのようにして生まれてきたのでしょう。中国の神話では東洋医学の始祖といわれる神農が日に72種類の薬草を口にして効能を調べ、1日の終わりにその得を消すためにお茶を用いたのがその始まりとされていると書いてある本もあります。
中国茶の種類は、製法等の違いによって大きく6種類に分けられます。
不発酵茶の「緑茶」、微発酵茶の「白茶」、半発酵茶の「黄茶」「青茶」、後発酵茶の「黒茶」、全発酵茶の「紅茶」ひと言で”中国茶といっても、その味と香りは様々です。
さらに加工品として、ジャスミンティーに代表される『花茶』、花のように開く等の細工を加えた『工芸茶』等、さまざまな種類のお茶があります。
製法の違いがお茶の特質を決め、発酵度の強弱が持ち味を大きく左右します。その数は星の数ほどあり、複雑に見える中国茶ですが、六分類を手がかりに飲み比べてみるとそれぞれのお茶の特徴が簡単に理解できます。