白茶

茶葉が持つ優雅な資質を、自然の力を借りて引き出しているのがこのタイプのお茶です。芽が大きく育つ特殊な茶樹の新芽や鮮芽を陽にさらし、葉脈が少し紅く色づいたら、不炒不揉、炒ったり揉んだりしないで作ります。水色淡く橙黄色で、味はかすかに甘く刺激なく「蘭の花」のような軽い発酵香に特徴があります。春摘みの、新鮮なものほど香りが良いのは緑茶と同じです。脳、細胞、内臓の緊張をとくともいわれる白茶は、仕事の合間のティーブレイクに最適。遅くとも1〜2年のうちに飲みきりましょう。