世界の紅茶の歴史は中国茶から始まる
茶葉の物酸化酵素の働きによって、十分に発酵させた完全発酵の紅茶。文字通り、紅い水色、紅い茶殻が特徴です。紅茶と言えば、インドやスリランカ産が有名であり、種類豊富な中国茶の中では、中国紅茶の存在は影に隠れてしまいがちです。しかし、実は紅茶の起源中国なのです。
17世紀初頭ごろにヨーロッパに伝わると、多くの人たちに愛飲されるようになりました。今では世界で生産されているお茶の7割が紅茶だという。
中国紅茶は、インドやスリランカ産に比べて、タンニンが少なく、渋みをあまり感じません。
また、英国の紅茶のように、ミルクや砂糖を加えたり、茶葉をブレンドさせたりせず、そのままストレートで飲むのが基本です。